伊豆を結ぶ伊豆急行の踊り子号と旅館への旅

伊豆へと向かう特急踊り子号。

現在の特急踊り子はこの車両ではなく、特急あずさで利用されていた車両が利用されている。


伊豆は関東在住の人にとっては人気のある観光地であり旅行先でもある。

伊豆は高級旅館が豊富なことで知られており、全国の中でも屈指の旅館がひしめくことで名高い。

この特急踊り子号は東京や新宿、池袋、大宮から熱海、伊東、伊豆高原や伊豆急下田、三島方面へは修善寺まで結ぶ。

この車両は10両編成+5両編成で運行されていたため、熱海駅で連結を解除し、5両が修善寺、10両が下田方面へ向かっていた。

そのため新車両が導入されると言われた時には、修善寺方面へ向かう車両がなくなるのではないかと言われており、修善寺の観光地が騒ぎになった。


踊り子号の停車駅は熱海、網代、伊東、伊豆高原などがあるが、なぜか伊豆北川には停車しない。

伊豆北川は単線のホームであるが、停車する価値はあると考えている。

伊豆北川は温泉地であり、海が近いことで眺望が良い。

伊豆北川を目当てにする宿泊客もいることから、踊り子号の1本くらいは停車して良いのではないかと考える。


伊豆北川は伊豆高原も熱川もやや行きにくいため、宿は送迎に苦労するからである。

もちろんあの地域ではバスも少ないだろう。

だからこそ、踊り子号には伊豆北川に停まって欲しい。

このスーパービュー踊り子号は連結をしていないため、全てが伊豆急下田方面へ向かう。

このスーパービュー踊り子号も現在は廃止されているが、人気のあった車両である。

先頭や後方の車両ではグリーン車があり、展望席のような眺望が楽しめる。

小田急ロマンスカーのような眺望が楽しめる車両で、わずかに2階立てになっているため景色も良かったためである。

今となっては廃止されて寂しいものである。

スーパービュー踊り子の車両は先頭と後方が2階建て、さらに一両だけ2階建てになっている。

2階建ての車両は最近では新幹線のMAX、あさぎりなどでも見られたが、これで1つまた2階建てを採用した車両が姿を消したことになる。



これが新車両のサフィール。

高級な車内の作りをしており、富裕層から人気のようだ。

ヌードル食堂のようなものもあり、インバウンド観光客を狙ったようだが、残念ながらインバウンドは止まっている。

ただ伊豆急行は下り線の進行方向左側が海側となっており、この車両には海側を見やすい仕組みができている。


伊豆急リゾート21は全車自由席の車両。

一部は臨時列車で運行されていた話を聞くが、現在はこの黒色が黒船号として運行されている。

伊豆急行はこのように海へ向かう車両が豊富である。

どの車両に乗れるのかを楽しむことはもちろん、列車を選んで乗ってみるとさらに楽しいだろう。


スーパービュー踊り子号に伊豆へ向かう旅は最高である。

稲取へ近づくと絶景の海が目の前に広がるのである。

日本には沿岸を走る電車は数多く存在するが、その中でも都心からアクセスが良く、さらに眺望が優れているのはこの踊り子号の走る伊豆急行である。

電車の旅の魅力ブログ

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