夏の多摩川を渡る南武線

多摩川を渡る夏の南武線。

南武線は川崎駅と立川駅を結ぶ「武蔵国」を横断する重要な路線である。

また川崎競馬場のある川崎や府中競馬場のある府中本町などを結ぶことから「ギャンブル路線」などとも呼ばれている。

土日のレース開催時には競売新聞を広げたおじちゃんたちが乗り込むことから「柄が悪い」など揶揄される。


この南武線は南多摩〜宿河原まで多摩川に出られる距離で多摩川の近くを走っている。


立川から川崎までの乗り換え路線が多いことで南武線は有名である。


立川では中央線・青梅線・多摩モノレール。

分倍河原では京王線。

府中本町では武蔵野線。

京王稲田堤では京王相模原線。

登戸では小田急線。

武蔵溝ノ口では東急田園都市線。

武蔵小杉では東急東横線、東急目黒線、湘南新宿ライン、横須賀線。

尻手では南部支線。

川崎では京浜東北線、東海道線、京急線、京急大師線。


これだけ乗り換えのある重要列車である。

そのためラッシュ時は大混雑する。

南武線はこれだけ重要な要所を結ぶにもかかわらず6両編成である。

そのため全線で混雑を起こし、さらにいえば登戸〜武蔵小杉の上り線(川崎へ向かう列車)は全国でもトップ10に入る混雑ぶりである。

日中は意外と空いているのだが、朝のラッシュ時は大変混雑する列車である。

早く10両編成にすべきだが、南武線の駅ホームの関係で増編ができないようだ。


せめて登戸〜武蔵小杉間、または稲城長沼〜武蔵小杉間だけでも10両編成の車両を2編成ほど往復で走らせて欲しい。

武蔵小杉〜向河原間に折り返し線を設置し、朝と夕だけでも快速として運用できればこの区間のラッシュは少しはよくなりそうである。


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